「退職代行は怪しいサービスではないの?」
「退職代行が退職の手続きを代わりにやると非弁行為になるんじゃないの?」
「退職代行は無権代理になるのでは?」
このように、退職代行に対して良いイメージを持っていない人も多くいるはず。
ここ最近、退職代行がテレビやニュースで話題にあがることも多くなってきたため、退職代行というお仕事を初めて知った人も中にはいるでしょう。
今まででは考えられない珍しいサービスではあるので、「怪しい」と感じるのは当然のことです。
ですが、実際に退職代行を利用してお仕事を辞めた人は累計で1万人以上もおり、利用した人の多くが「お願いしてよかった」と満足しています。
とは言え、実際に会社側にどのように伝えてるかは明確にわからない部分もあるため、非弁行為では?弁護士を介さなくても大丈夫?と疑問に思う人がいるのも事実。
そこでこの記事では、
- 退職代行は合法なの?非弁行為にあたらない?
- 弁護士じゃないとダメなケースは?
- 損害賠償請求されることはある?
といった、弁護士でなく退職代行を利用するにあたって不安な疑問を解決します。
目次
退職代行は非弁でなく合法!退職代行サービスはあなたと会社の意思伝達係です
退職”代行”という言葉自体が、自分の代わりに退職の手続きをすべてやってくれると勘違いしやすく、「非弁じゃないの?」とよく言われています。
ですが、実際の退職代行サービスのお仕事は、あなたの「会社を辞めたい」という意思を会社側に伝えるだけなので、非弁(弁護士法違反)にはあたりません。
そもそも非弁(弁護士法違反)ってなに?
弁護士法72条
弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。
ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。
引用元:厚生労働省
つまり、弁護士資格を持っていない人はお金をいただいて交渉事をしてはいけないよということです。退職代行サービスは非弁行為(弁護士法違反)に当たらないのでしょうか?
退職代行サービスがあなたの代わりにできること
退職代行サービスがあなたの代わりにできることは、意思の伝達や連絡の仲介をするだけです。
例えば、以下のような内容を会社側に伝えてくれます。
- 〇〇さんは、退職をしたいと考えており、会社に出勤する意思がないという事です。
- 〇〇さんは、4月1日〜4月14日まで有給休暇を取得することを希望しています。
- 〇〇さんは、会社と連絡を取る意思はないとのことですので、連絡はしないようにお願いします。
- 〇〇さんの退職で必要な書類があれば郵送をお願いします。
会社によっては、自分で退職を伝えると何度も引き止められて辞められないというケースが多く、第三者に代わりに伝えてもらうだけでスムーズに退職できるのです。
[県別退職代行]
非弁(弁護士法違反)になる?退職代行サービスに交渉事はできません
逆に以下のようなことは、交渉が必要になるので、退職代行サービスではできません。弁護士の介入が必要です。
- 会社から損害賠償請求されたときの交渉
- パワハラの慰謝料請求
- 未払い賃金の請求
- 有給休暇取得の交渉
- 退職金や最終月の給与の支払い請求
あくまでも退職代行サービスの業務は、依頼者の「退職」をお手伝いするだけなので、弁護士のように労働問題の解決までは力になれないのです。
退職代行サービスのホームページにも、上記のような依頼は受けられないと書かれているケースもあるので、確認してみてください。その際は弁護士に依頼する必要があります。
退職代行業者の仕事内容をしっかり確認もせず、「退職代行サービスは非弁行為だから安心してお任せはできない」と言われるケースもありますが、実際は正真正銘の合法サービスなので安心して利用してください。退職に関しては、弁護士に依頼するのに遜色ないサービスを退職代行サービスでは展開していますよ。
本人に代わって伝えるのは無権代理にならないの?
非弁行為(弁護士法違反)の中に代理も含まれているため、本人に代わって退職を伝えてるわけだから無権代理になるのでは?という疑問もありますよね。
ですが、現時点では伝言役に徹していれば問題ないとされています。
例えば、退職代行サービスの業務内容が以下のような流れであれば、伝言役に徹していると分かるので、無権代理にはなりません。
依頼者「会社を辞めたいです。会社に伝えてください」
退職代行サービス「××様から依頼を受けてお電話しました。××様は退職したいと言っています」
会社側「えっ?そうなんですか。わかりました」
依頼者「有給も使いたいと伝えてください」
退職代行サービス「××様は退職にあたり、残っている有給を取得することを希望しています」
会社側「わかりました。」
このようにスムーズに行けば問題ないですが、依頼者の希望を伝えても会社側が、「本人でないと認めません」と断じて応じてくれない場合は、交渉が必要になります。
となると、本人や代理権のある弁護士が対応しなければならないので、退職代行業者には任せられず弁護士に依頼する必要があります。
交渉が必要になっても、退職代行業者が「私が××様の代理でお電話していますので」と言ってしまったら無権代理となり、非弁行為(弁護士法違反)となります。
退職するだけなら弁護士よりも退職代行に任せた方が安心
- 強い引き止めにあっていてなかなか辞められない
- 早く辞めたいのに辞めるのは何ヶ月も先だと言われた
- 人手不足で後任が決まるまで退職を認めてもらえない
- 入社前と話が違う。でも入社すぐだから辞めるって言いづらい
- 仕事が合わないから今すぐ辞めたいけど引き止められてる
こういった理由で、「退職だけを望んでる」なら弁護士よりも退職代行にお任せした方が良いでしょう。
退職だけならわざわざ費用の高い弁護士に依頼しなくても、退職代行サービスに依頼すれば100%確実に退職できるまでサポートしてくれるんです。
実際に退職代行を利用している人の多くは「会社と揉めること」を避けるために、弁護士でなく退職代行にお任せしている傾向にあります。
そのため、とにかく辞められたら満足という方が多く、弁護士資格がないとできないような交渉事までは望んでいないケースがほとんどです。
あなたも、
「給料もいらないからとにかく辞めさせてくれ」
「3ヶ月も待てない!今すぐ辞めたい!」
「転職先も決まってるから何としてでも即日で辞めなきゃ」
と考えていませんか?
退職できないことに悩んでるなら、退職さえできれば大抵解決するので、わざわざ弁護士にまで依頼する必要はないのです。
弁護士に依頼する場合と比較した退職代行のメリット
- 弁護士に依頼するよりも費用が抑えられる
- 弁護士よりも「退職」に特化してて退職成功の実績が豊富
- 弁護士でなく退職代行だとLINEから気軽に相談できる
弁護士に依頼するよりも費用が抑えられる
退職代行サービスの相場は3〜5万円程度と、弁護士に依頼するよりも格安です。
しかし、弁護士に依頼すると退職代行と同じ業務を行うだけで10万近くかかり、さらにその他の労働問題の解決まで弁護士にお願いする場合には追加で料金がかかってきます。
弁護士へ依頼する費用は高いのです。
退職代行サービスの中には数千円〜1万円と安い金額で受けてるところもありますが、あまりに安いところは違法営業の可能性が高いので注意してください。
そもそも退職代行は、辞めたくても辞められないブラック企業のような会社を相手にしているため、退職代行業者そのものが安い人件費でブラックな営業をしていては信頼できません。
弁護士よりも「退職」に特化してて退職成功の実績が豊富
退職代行は「退職」に特化して依頼を受けているため、退職させることに関しては弁護士よりも数多くの実績があります。
沢山の会社を対応してきて培われたノウハウがあるので、どんだけ理不尽な会社が相手でも確実に退職できるまでサポートしてくれるのは弁護士と比較した魅力です。
もちろん、あなたは会社に出勤する必要もないし、電話をする必要もないし、ただ家で待ってるだけで構いません。
ただ退職したいだけなら、わざわざ弁護士に依頼しなくても、退職代行サービスに依頼すれば大丈夫です。
弁護士でなく退職代行だとLINEから気軽に相談できる
弁護士に相談するとなると、必ず依頼しなきゃいけないかなとか、弁護士は相談だけでも料金がかかるかなとか身構えてしまいますよね。
ですが、退職代行サービスならメールや電話だけでなくLINEからも相談を受け付けているので、実際に依頼をすると決まっていなくても気軽に相談できます。
退職代行サービスに相談したら、自分で辞めるって伝える決心がついたというパターンもあるので、まずは一度相談だけでもしてみてください。
弁護士に依頼する場合と比較した退職代行のデメリット
- 弁護士の介入がないと、労働関係のトラブルまでは解決できない
- 弁護士よりも退職代行の認知度が低くいい印象を抱かれない
弁護士の介入がないと、労働関係のトラブルまでは解決できない
何度も言いますが、退職代行サービスでは弁護士への依頼と違って交渉まではできません。
しかし、退職代行サービスに興味を持っているあなたは、弁護士を頼って労働関係のトラブルまで解決するというよりも、とにかく今すぐ退職したいという気持ちの方が強いでしょう。
退職だけに関しては弁護士に依頼するよりも退職代行に依頼した方が確実に費用も安いので「退職は退職代行に」「労働関係のトラブルは弁護士に」と分けて依頼するのもいいですね。
弁護士よりも退職代行の認知度が低くいい印象を抱かれない
「退職代行を利用して辞めた」と聞くと、あまり聞き馴染みがないので、弁護士に依頼するよりも怪しいイメージや甘えのイメージを抱かれてしまうこともあります。
もちろん、退職代行を使うことは甘えではありませんし、使わざるを得ないような状況がある事も事実。
ですが、世間的にはまだ認知度が低いことから弁護士でなく退職代行サービスを利用することを理解してくれない人も多くいます。
転職先が同業者の場合や狭い地域内で転職する場合は、人づてに話が行き渡り気まづくなってしまうことも。
身内での評判を過度に気にするなら、弁護士に依頼しても良いかもしれません。
とは言え、退職したいだけなら弁護士でなく退職代行を使えば良いのは事実。弁護士よりも退職代行を使う事による、金銭的なメリット・専門性は魅力的です。
弁護士に頼らずとも、退職代行を使えば当事者のあなたは直接揉める事なく退職できるので、簡単には辞められなさそうな会社なら気にせず退職代行にお任せして良いでしょう。
[県別退職代行]
逆に弁護士に依頼した方がいいケースは?
- 上司や社長からのパワハラで精神的に辛い
- 給料の未払いが続いてて生活が厳しい
- 時間外労働させられてるのに残業代が出ない
- 有給休暇を取得したいのに使わせてもらえない
- 辞めるなら最終月の給与を支払わないと言われてる
- 労働基準法に違反した働き方をさせられていた
こういった労働問題が原因で仕事を辞めたいと考えている場合は、弁護士に依頼した方が良いです。
退職代行はあくまでも退職がゴールなので、退職と同時に起きやすい労働問題まではサポートできません。
そのため、労働の問題を解決させつつ退職したいなら退職代行ではなく弁護士に依頼するべきです。
ただ、実際に上記のような問題があっても、解決はしなくてもいいからとにかく辞められればいいと考えているなら、弁護士に依頼する必要はなく、退職代行で問題ありません。
弁護士に退職代行を依頼するメリット
弁護士に退職代行を依頼するメリットは2点あります。
- 弁護士なら退職だけでなく労働問題も同時に解決できる
- 弁護士なら損害賠償請求をされる心配がない
弁護士なら退職だけでなく労働問題も同時に解決できる
退職以外の労働問題を同時に解決できるのは弁護士の大きな強みです。
- どうせ辞めるなら今までの残業代すべて請求したい
- 上司のパワハラが原因で精神的辛い。慰謝料を請求したい
- 辞めると伝えたら最終月の給料をあげないと脅されてて辞められない
こういった問題がネックになってなかなか退職できない人にとっては、弁護士に依頼すると心強いでしょう。
弁護士なら損害賠償請求をされる心配がない
弁護士に依頼すれば、損害賠償を請求されても交渉して解決できるので、安心して即日退職できます。
もちろん、弁護士でなく退職代行に依頼した場合でも損害賠償請求をされた事例はありませんが、絶対にされないとは断言できません。
というのも、損害賠償請求することを妨げるような法律は定められていないため、労働者が即日退職したことによって損害が生じた場合は会社側が賠償金を請求したいと思えばできてしまいます。
そのため、通常の退職なら問題ないですが、損害賠償請求を恐れるような原因があなたにある場合には、弁護士に依頼した方が安心感は強いです。
弁護士に退職代行を依頼するデメリット
弁護士に退職代行を依頼するデメリットは2点あります。
- 弁護士に依頼すると退職代行に比べて費用が高い
- 依頼する弁護士が必ずしも労働問題に詳しいわけではない
弁護士に依頼すると退職代行に比べて費用が高い
先ほどもお伝えした通り、弁護士に退職を依頼するだけで10万円近くかかります。
その他の労働問題も一緒に依頼できるのは弁護士に依頼する魅力ですが、退職代行の依頼に含まれてるのではなく、弁護士に追加で料金を支払う必要があるのです。
そのため退職と同時に弁護士に依頼をすると、せっかく最終月の給料も貰えるよう交渉してもらったのに半分しか手元に残らなかった…ってことになりかねません。弁護士に依頼すると、退職代行と比較して金銭的なメリットはありません。
退職代行サービスでは、交渉まではできませんが、追加料金かからずにその他の問題についても伝えてもらうことは出来るので、弁護士ではなくまずは退職代行に依頼するのがおすすめです。
退職代行に依頼して退職を完了させた後、その他の問題について解決していなければ、弁護士に再依頼する方が金銭面的には安く抑えられます。
依頼する弁護士が必ずしも労働問題に詳しいわけではない
弁護士は労働問題に特化して業務を行っているわけではないので、うまく交渉できない場合もあります。
どの弁護士に依頼するかが重要になってくるので、近くの弁護士事務所に依頼しよ〜と安易な考えではいけません。弁護士を選ぶ際は、慎重に選択しましょう。
違法性のない退職代行サービスに任せれば安心
当サイトで紹介している退職代行サービスは、安心してご利用できるようにそれぞれの退職代行業者へ直接インタビューを行い、安全性を独自に調査しています。
そのため、すべて違法性のない真っ当な退職代行サービスだけを厳選して紹介しているので、心配せず安心して利用してください。
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